男子たるもの、いざというときの蓄えは少しくらい持っておきたいものです。
ところが、頭ではわかっていても、なかなかお金が貯まらない・・・と思っている方も多いのではないでしょうか。
会社ではみんな同じような行動パターンで、同じようなお金の使い方をしているので、一見するとよくわからないかもしれませんが、実はお金が貯まる人と貯まらない人には明確な差があります。
特にお金が貯まらない人には必ずといっていいほど見られる残念な特徴があるものです。
今回は、そんな「お金の貯まらない残念な男」も特徴を研究し、そこから脱出するための方法も併せてお届けします。
不思議なもので、世の中には「貯めている人」と「全然貯まらない人」の2種類がほとんどで、真ん中はあまりいません。
この記事を読んでいただければ、あなたも今日から「お金に好かれる男」になれますよ!
Contents
貯金できない男にありがちな、残念な特徴5つ
まずは「貯金できない男」によくある特徴から見ていきましょう。
ひとつでも当てはまったら要注意。
全部当てはまったら・・・必ずこの記事を最後まで読んでください!!
つきあいを断れない
打ち上げや歓送迎会の二次会、夜中のラーメン、あるいは突発的なレジャーのお誘いなど、男の社会では何かと「おつきあい」が多いものです。
しかし、これらに全部顔を出しているとしたら、あなたは確実に「貯まらない男」への道を一直線にひた走っています。
もちろん、処世術として一定の出費を覚悟しなければならない場面もあるにはあるのですが、その取捨選択ができていないということは、ズバリ「自己管理能力がない」ということです。
まずは自分のつきあいの範囲を意識することからはじめてみましょう。
見栄っ張り
1つ目の点とも関係しますが、貯金できない人はえてして見栄っ張りです。
あなたも、何だか知らないけど後輩にいいところを見せようとして無理におごってしまったり、カッコつけて身の丈に合わない服やクルマなどを買ってしまった・・・なんてことはないでしょうか?
結局それって、周囲からどう思われているかということにばかり関心が向いてしまって、自分にとって本当に大事なことは何か?という優先順位のつけ方の問題であることが多いです。
※見栄から脱却するにはある思考パターンで自らを上書きする必要があるのですが、これについては後ほど解説しますね。
固定費を見直していない
これ、大多数の男性はおそらくめんどくさがってやらないでしょう。
しかし、貯まる人と貯まらない人の差はこういったところでどんどん開いていくのです。
企業でもそうですが、固定費をいかに削減するかで、同じ売り上げでも利益がまったく変わってきますよね。
それは個人の家計でもまったく同じことが言えます。
このご時世、月給を3万円増やそうと思うと、毎日とんでもない努力が必要ですよね。
その反面、固定費が仮に月3万円節約できたとしたら、月給は変わらなくてもまったく同じ効果があるわけです。
いまどき、電気代やガス代、あるいは携帯電話の料金や保険のプラン見直しといった情報は巷にあふれかえっています。
もうこうなってくるとあとは一歩踏み出すかどうかだけですし、早く着手すればそれだけ恩恵は大きくなります。
もしかしたら、あなたの同僚はすでに見えないところで固定費削減に舵を切っているかもしれませんよ。
プライドもあってなかなか面と向かっては話しづらい話題かもしれませんが、のちほどカンタンな方法をこっそりお伝えします。
夜中にスマホをダラダラ見ている
貯金できない男にありがちなのが、夜中のスマホでの衝動買いです。
衝動買いは女性の特権だと思っていたら大間違いです。
ソシャゲとかWebで読めるマンガの課金とか、だいたい夜中にやっちゃいますよね。
あるいは寝る前にみたネット通販で明らかに要らなそうなものをポチってしまった・・・という経験のある人もいるのでは?
あれ、なぜ起きるかというと、就寝前は一番判断力が鈍っているからです。
ただでさえ仕事で疲れて帰ってきて、しかもストレスが溜まっています。
そんなときにわざわざ中毒性も高くて購買意欲を刺激しまくりのゲームや通販サイトなんか見た日には、買うなというほうが無理な話です。
これは即刻止めるに限りますね。
お金をあるだけ使ってしまう
江戸っ子は宵越しのお金はもたない、じゃないですが、収入として入ってきた分を全部使っているようでは一生お金なんて貯められません。
また、残念なことにお金が目の前にあると、人間はふつう「余ったら貯金しよう」などという器用なことはできないものです。
英国の経済学者、シリル・ノースコート・パーキンソンが提唱した、「パーキンソンの第2法則」がそれを端的に物語っています。
「パーキンソンの第2法則」というのは非常にシンプルで、
「支出の額は、収入の額に達するまで膨張する」というものです。
じゃあどうすればいいのか?というのはこの後ご紹介します。
お金が貯まらない男性向け、カンタンなのに効果の高い貯蓄術
それではこの辺で、お金が貯まらない体質がしみついてしまっているあなたにいくつか有効な貯蓄術をご紹介します。
どれも手間はほとんどかかりません。ちょっと試してみるかどうかだけですのでご安心を。
会社の給与天引きを活用する
先ほど出てきた、「パーキンソンの第2法則」に対する答えがこれです。
お金をあるだけ使い切ってしまうのであれば、それを元から断ってしまいましょう。
会社だと、社内預金や財形貯蓄など、給与天引きで貯金ができる仕組みがたくさんあります。
どれも、書類1枚出せば終わってしまうものばかりですよ。
面白いもので、入ってくるお金が多少減ったら減ったで、なんとかやりくりして帳尻を合わせようとするものです。
コツとしては、最初からあまり無理な額を天引きしないことですね。
天引き額が大きすぎるとそのうちガマンできなくなって、ダイエットのようにどこかでリバウンドしてしまいます。
ですので、最初は少額からはじめてみましょう。それでも、知らない間に結構な貯金額になりますよ!
人からは見えづらい固定費を集中的に削減する
ついつい見栄をはってしまって貯金ができない人には、固定費を削減することから手をつけるのをおすすめします。
特に、電気代やガス代、あるいは保険料といったところは他人に見えないところですし、自慢になるところでもないので全く影響がありません。
それでいて、毎月確実に生活コストが下がるので貯蓄にはうってつけなのです。
割引のプランも調べ出すとキリがないので、面倒ならば一括比較がおすすめです。
⇒電気料金一括比較|電気代を賢く節約-でんきの比較インズウェブ
・ガス代の一括比較
⇒プロが選んだ優良ガス会社をご案内【ガス屋の窓口】
・保険料の一括比較
⇒火災保険の見直しで家計を節約
買った分、要らないものはどんどん処分する
ついつい余計なものを買ってしまうのがやめられないという人に、「今すぐ余計なものを買うのをやめろ」というのはあまり現実感のないアドバイスですよね。
そのかわり、何かを買ってしまったら、その分要らない何かを売って処分するようにしましょう。
この方法のいいところは、まず売れば何がしかお金が入ってくることです。
幸い、今はなんでも売ることができます。
ざっと挙げるだけでも、
- 洋服
- ゴルフ用具
- 未開封のお酒
- 使ってない楽器
- 昔のスマホ
などはすべて売ることができます。
それに、もしかしたら思いがけない値段で売れるものが部屋にあるかもしれませんよ。
不要なものを売るメリットはそれだけではありません。
これはなぜ必要か?なぜこれを買ってしまったのか?ということを考えるクセが自然に身につくようになって、ものごとの優先順位をつけるいい訓練にもなります。
せっかくですので、不要なものを売ることのできるサイトをまとめておきます。
どれも査定にきてくれるので、いちいち自分で出向く必要もないから楽ですよ。
・洋服の買取
・ゴルフ用具の買取
・お酒の買取
・楽器の買取
・スマホの買取
エッセンシャル思考を身につける
お金が貯まらないのは、何かにつけてムダが多いからというのは当然でしょう。
ではそこから脱出できないのはなぜかというと、「本当に大事なものが何なのか、当の自分自身がよくわかってないから」です。
自分にとって本当に意味のある1%を見極めて、他の99%を削ぎ落していくのに必要な「エッセンシャル思考」を身につけることによって、あなたの人生におけるいろいろなムダから自由になることができます。
この「エッセンシャル思考」というのは一言でいうと
「より少なく、しかりよりよく」を追求する考え方のこと。
お金についても同じことが言えますね。
それだけでなく、最終的には「自分はどう生きたいのか?」というところまで突き詰めることができるので、お金以外の仕事やキャリアで悩んでいる方にも広くおススメです。
まとめ:最初の一歩を踏み出せば、あなたも貯金できる男になれる!
貯金できない残念な男から抜け出すのはほんのちょっとしたきっかけ次第です。
この記事ではいろいろな対策をご紹介していますが、最後はあなた自身が少しだけ行動を変える必要があります。
ただ、行動が必要なのは基本的に最初の1回きり。あとは自動的にお金の流れがよくなるものばかりです。
最初から全部をやる必要もありません。
これならできそう、と思ったことをひとつでもいいのではじめてみるだけで全然違います。
なかなか踏み出せない人は、上でご紹介したエッセンシャル思考の本を読むことからはじめてみましょう。
それでモチベーションが上がればしめたものです。
その勢いで一気に「貯まる男」街道を爆走しましょう!
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