会社辞めたら人生終わり?統計データが語る、退職しても何とかなるという事実

会社を辞めたくなる理由はさまざまですが、いざ本当に退職しようと思うといろいろなことが頭をよぎりますよね。

「若手のうちから転職すると、根性がない、と思われるのではないか・・・

「会社を辞めて転職しようと思っても、再就職できるところがなくて路頭に迷ってしまうのではないか・・・

「仮に転職できても今までより待遇が悪くなってしまうのではないか・・・

「新しい職場に行っても、『会社を辞めてきた人』と白い目で見られるのではないか・・・」

と思ってしまって、転職に二の足を踏んでいたりしませんか?

 

やってみれば大丈夫!とみんなカンタンに言いますが、ホントにそうなのか気になるところ。

そこで今回は、いろいろな統計から「会社を辞めたら本当に人生詰むのか?」について、公的なデータをもとに検証してみました。

結論から言うと、データからも「特に若い人ほど、ちゃんと調べて臨めば大丈夫!」ということがわかったのでご安心ください!

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そもそも転職する人ってどれくらいの割合でいるのか?

最初に、「転職する人はどのくらいの割合でいるのか」ということを調べてみました。

独立行政法人労働政策研究・研修機構というところが出している、「ユースフル労働統計2017年版」に転職率というデータがあります。

参考:転職率について

http://www.jil.go.jp/kokunai/statistics/kako/2017/documents/useful2017_11_p143-176.pdf
(第6表 性・年齢階級・最終学歴・現在の勤め先での職種、転職回数別転職者割合)

 

この統計によると、15~24歳の転職率はこの5年くらい10%前後で推移していることがわかります。

その上の25~34歳男性でも6%前後ということで、1割前後の人が転職しているというのが現状なのです。

若手社員の10人に1人が転職する世の中ですから、会社を辞めることは特に珍しくもなんともない、ということが言えるでしょう。

転職した人たちはその後どこに行っているのか?

次に気になるのが、では実際に会社を辞めて転職した人は、その後どういう職場に行っているのかということです。

この参考になるのが、厚生労働省が出している「転職者実態調査」です。

 

様々なデータがありますが、ポイントはこんな感じです。

  • 転職者がいる事業所の割合は全体平均で35.7%。
  • ただ、1,000人以上の大企業になると割合は86.8%。100人~999人の企業でも77.5%。
  • 在籍する一般労働者に対する転職者割合は7.9%。

 

転職者がいる職場の割合は3分の1強ということで、ちょっと少なく感じるかもしれませんね。

ところが、大企業では8割から9割くらいの会社に転職経験者がいるということは、会社を辞めて転職した人はこうした大企業に行きついていることが多い、ということを示唆しています。

つまり、転職したら行き場所がない、ということは決してないし、職場に転職者がいるのも当たり前。そして、大企業のほうがむしろ積極的に転職者を受け入れているということがわかりますね。

転職した後の待遇はどう変わるのか?

では、転職したあと、給料や労働時間などの待遇はどう変わっているのでしょうか?

これも先ほどと同じく、厚生労働省の「転職者実態調査」にデータがありますのでポイントを抜き出してみました。

 

  • 転職による賃金は、「増加した」が40.4%、「変わらない」が22.1%、「減少した」が36.1%(44歳以下は「増加した」が「減少した」を上回る)。
  • 転職による労働時間は、「減少した」が34.2%、「変わらない」が33.0%、「増加した」が31.6%。

 

給料と労働時間について、それぞれ増えたり減ったりがあるようですが、いずれも転職前より改善された場合のほうが多いようです。

転職で給料が減り、労働時間も長くなってしまった・・・というのが最悪パターンですが、そうなる確率は単純計算すると11.4%(36.1%×31.6%)。9人に1人くらいの割合です。

逆にいうと、9人中8人は「転職しても待遇が変わらない(プラスマイナスゼロ)か、むしろ前よりよくなったところがある」ということになるというのがデータからも分かります。

転職に重要なのは、事前のしっかりしたリサーチ!

実際に転職しようとする場合、給料や労働時間については、エージェントを通じて活動すればある程度調べがつきます。

また、上に挙げたような統計には出てこない「職場の雰囲気」や「実際に働いている人の口コミ」という情報も極めて大事。

 

こうした、実態に沿った転職情報が充実していて、口コミも含めて企業の実態がわかるサービスを提供しているのがこの「キャリコネ」です。

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MEMO
どうしても会社が向いてないと思うなら、1人でできる仕事もあります。
もう会社勤めなんてこりごりだ!という人はこちらの記事も併せてご覧ください。
参考:▶男同士の人間関係に疲れたあなたにおすすめの、一人でできる職業3つ

まとめ:準備さえしっかりしておけば、転職も怖くない!

若い人にとって、会社を辞めることは人生終わりでもなんでもありません。
それに、転職したらもう負け組に転落してしまう・・・などという心配もご無用。

今どき、転職なんて珍しくもないし、若ければむしろステップアップの絶好のチャンスにもなることを公的なデータが証明してくれています。

 

もちろん、新しい職場の人間関係とか雰囲気は気になるところですから、事前にエージェントを通じてよくよくリサーチしておくのがベストです。

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この記事が、会社を辞める踏ん切りがつかなくて苦しんでいるあなたの手助けになれば幸いです。

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