こんな言い方をすると怒られるかもしれませんが、嫉妬は女性だけに特有のものではありません。
オトコの嫉妬なんて、いまどきどこの会社でもあふれかえっています。
「なんでアイツがオレより先に出世するんだ・・・」
「オレのほうが営業成績がいいはずなのに、アイツばっかりもてはやされてずるい・・・」
みたいなドロドロした男の争いって、面と向かっては言わないとしても、よく見聞きする光景だと思います。
もしかしたらこの記事を読んでいただいているあなたも、そうした嫉妬を知らないうちに受けているかもしれません。
逆に、「いや、自分にそんな要素ないでしょ」と思っていても要注意。
思いがけないところで、あなたのちょっとした言動がだれかのプライドを逆なでしているかもしれないのです。
この記事では、「嫉妬されやすい男の特徴」を列挙してみました。
思い当たるフシがないか、よくよく確認してみましょう。
Contents
お金持ち(に見える)
家がお金持ちだったり、あなたが投資か何かで羽振りがいい、もしくは実際そうでなくても周囲よりお金を持ってそう、というのは嫉妬を買う要因のひとつです。
それはよくも悪くもあなたのせいではないことが多いのですが、嫉妬する側からすると
「アイツは何も努力してないのに、オレより金があってずるい」
という理不尽な恨みに転嫁してしまいます。
わざわざ「お金がない」アピールをする必要もありませんが、嫉妬の予兆を感じたらほとぼりがさめるまでお金の話はしないほうがベターです。
イケメンである
これもわかりやすい嫉妬の対象ではないでしょうか。
容姿が整っている男性の場合、何もしなくても目立ってしまいます。
また、容姿がいいというのは、さきほどのお金同様で、本人の努力によらないものだ、と周囲の人は解釈しがちです。
(本当はそうとも限らないのですが)
陰でコソッと、
「アイツはちょっと顔がいいから、お客さんの受けがいいんだ。いいよな」
ということを言う同僚、あなたのまわりにもいないでしょうか?
当然、イケメンは女子社員にモテる確率も高いですから、そういうところでも他の男性の劣等感を刺激してしまいます。
結果、自分ではまったく悪気がないのに、周囲からの嫉妬の的になっているというケースがよくあります。
高学歴である
学歴は少なからず本人の努力による部分もあるのですが、それでも高学歴の人は嫉妬を買いやすいものです。
そもそもどこからが高学歴か、というのはかなりいい問題で、下手するとここで地雷を踏んでしまうことも。
出身大学の話は会社だとよく出てくる話題ですが、コツとしてはできるだけ最初に口を開かないこと。
ボーダーラインが分かったところではじめて会話に参加するようにしましょう。
また、特に最近では海外でMBAを取ったとか、公認会計士の資格を持っているとかいう人もいますね。
そういう人はただそれだけで周囲から、
「あいつは資格を鼻にかけている」
などとあらぬ噂を立てられることもあってタイヘンです。
こうした資格をお持ちの方は、名刺に刷り込むべきかもよくよく考えましょう。
上司に気に入られている
男社会では、「出世」というのが一大テーマですよね。
なんやかんや言って、上司からの引き立てがあると出世ははるかにしやすくなるのが、日本のほとんどの会社の実態でしょう。
こうなってくると、上司の覚えがめでたい人はそれだけで嫉妬の対象になります。
嫉妬するほうからすると、ものすごい焦りや劣等感を覚えてしまうんですね。
そのため、上司に気に入られている人はほぼ間違いなく
「あいつは上の顔色ばかり見ている」
「大して仕事もできないくせに、社内営業だけは上手だ」
などと言われてしまうことになります。
※もっとも、世の中には少なからず本当に上の顔色ばかり見ている「ヒラメ上司」がいます。
こういう上司に当たってしまった場合の対象法もご紹介していますので記事を参考にしてみてください。
参考記事>>>上しか見てないヒラメ上司に振り回されないための処世術
他の人よりも帰るのが早い
日本の会社で無視できない要素はこれです。
いまだに、残業することが偉いと思っている男性は後を絶ちません。
そんな中で、仕事を効率よく終わらせている同僚がいたりすると、周りはなぜか自分だけが損をしているような気になったり、果ては自分が早く帰る同僚にバカにされているような気さえしてきます。
本来は自分もいろいろ工夫すればいいところなのですが、嫉妬する人の矛先は早く帰っているその同僚に向き、
「アイツは仕事しない」
「自分のことばかり考えている」
といったネガティブなイメージを持たれてしまうことになりかねません。
かといって、付き合いで残業するのもバカバカしいですから、こういう同僚には取り合わないのが一番です。
奥さんや子どもが優秀
もはや本筋とは関係ない話だと思うのですが、嫉妬する人にとっては本人以外の要素も嫉妬の対象になりえます。
奥さんがキレイだとか、子どもが有名な私立の学校に入ったとか、そういったことでさえ妬みややっかみの対象になってしまうので困ったものです。
ひどい時には、家族の悪口まで言われたりするのでたまったものではありません。
なので、家族に恵まれている人は、職場で家族の話をするときには要注意。
特にいいことがあったときは、知らないうちに嫉妬を呼び込む危険性がありますよ。
そういう話題は、本当に心を許せる人とだけ話すようにしましょう。
嫉妬する男の頭の中はこうなっている
さて、嫉妬の原因になる要素は多岐にわたりますが、ここで嫉妬深い男性の思考パターンも併せておさえておきましょう。
他人に嫉妬する人は、何かにつけて自分とあなたを比べたがるものです。
特に男の場合、いろいろなことを「競争」という枠組みでとらえる人が多くいます。
なので、少しでもあなたのほうが優位な点があると、それを認めたくなくて嫉妬という感情が沸き起こってくるのです。
また、嫉妬深い男には根底にゆがんだ平等意識や公平感といった感情がくすぶっています。
片方で競争し、片方で平等を語るという、なんとも奇妙な価値観なのですが、こういった矛盾を抱えているがゆえに嫉妬が起きるのです。
まとめ:嫉妬されやすい人は、自分の「目立つ点」を自覚しておこう
知らず知らずのうちに嫉妬されてしまう男性は、よくも悪くも周囲と違った点を持っています。
職場にいる嫉妬深い男性たちは、競争と平等という矛盾した価値観をこじらせ、容姿や学歴、お金などといった要素について事細かく自分とあなたを比べては心の中でマイナスの感情をたぎらせています。
ですので、少しでもいらぬ嫉妬に足を引っ張られないよう、この記事を参考にしてうまく職場を生き抜く処世術を身に着けていただければ幸いです。
コメントを残す