会社で過ごす時間はできるだけ平和に過ごしたいものですよね。
ところが、最近はいろいろな要因から、平和とは真逆のギスギスした空気が漂う職場が増えているそうです。
いくら仕事内容にやりがいがあったり、待遇が良かったとしても、肝心の職場の雰囲気が悪いと台無しですよね。
それに、そんなところにずっといると、やがては精神を病んでしまうことにもなりかねません。
この記事では、人間関係がギスギスしやすくなる職場にありがちな特徴をまとめてあります。
もし、ひとつでも当てはまったら要注意。
空気が悪くなるのを感じたら、迷わず次の手を考えましょう!
とにかく忙しすぎる職場
普通、ギスギスしやすい職場というとだれもが思い浮かべるのがこれではないでしょうか。
やれROE重視の経営だ、生産性の向上だ、働き方改革だなどと、耳ざわりのいい言葉ばかりが上すべりしていますが、結局これらはすべて現場の人員削減というかたちでしわ寄せがきています。
あなたの職場もそうではないでしょうか?
結局、上に書いたような美名のもと、いちばん苦労しているのは我々末端の人間です。
こうなってくると、社員ひとりひとりの負担はどんどん重くなっていって、他人のことなんて構っている余裕がなくなります。
これじゃ職場の雰囲気が悪くなるのも当たり前ですよね。
悲しいことに、人間余裕がなくなってくると、ちょっとしたことで必要以上に周囲につらく当たってしまうものです。
あの人、前は優しかったのに変わったなあ・・・
なんていう人、ひとりやふたり思い当たるフシがあるのではないでしょうか。
ここに、同僚や上司の出世争いが加わったりするともう最悪ですね。とたんに足の引っ張り合いすら始まりかねません。
やっぱり、忙しすぎる職場は「不機嫌な職場」まっしぐらの筆頭候補なのです。
人の異動が少なく閉鎖的な職場
人事異動という制度そのものについては賛否両論ありますよね。
あまりしょっちゅう人が動くのも考えものですが、逆にずっと同じ人ばかりが何年も同じ部署に留まっていて、毎日毎日同じことを繰り返していると、だんだん職場の空気がよどんできます。
特に、職人気質の強い部署だとこうなりがちですね。
こういうところにたまに新しい人が入ってくると、もともといる人たちがその部署の「常識」を押し付けたり、あるいはめんどくさがって新人にまったく仕事を教えなかったりと、ややもするといじめのような空気が漂います。
あなたの会社でも、新人つぶしで有名なところってあったりしませんか?
しかも往々にしてこういう部署は、部下をつぶすことで悪名高いクラッシャー上司がおまけについてくるところがあります。
もしあなたがそういうところに配属されてしまったら、いつも以上にアンテナを張ってその兆候に警戒してください。
みんながヒマすぎる職場
忙しすぎる職場がギスギスするのはよくわかりますが、意外なことにヒマな部署でも職場の雰囲気が悪くなることがあるのです。
人間、あまりに時間が有り余っていると、何かと余計なことに関心が向きがちです。
そうするとよくあるのが、何かことあるごとに人の揚げ足を取るようになったり、忙しいときには気にもしなかったような他人のちょっとした言動に過剰反応してしまうということ。
なまじ時間があるので、他人の欠点にばかり目が行ってしまうんですね。
不幸なことに、ヒマすぎる部署では日がな一日、やれあの人のあれが気に入らない、あの言い方はどうなんだ・・・など、はたからみれば甚だどうでもいいことにエネルギーが割かれてしまいます。
こういう職場も要注意ですね。
「ヒマな部署でラッキー!」なんて、ボーッとしていると早晩痛い目に遭いますよ!
ギスギスした職場にあたってしまったら
職場全体の雰囲気の問題というのは、個人の力だけでは対処しづらいものがあります。
一番いいのは人事にお願いしてさっさとそこから異動してしまうことなのですが、どこに行っても代わり映えしない・・・なんてこともあるかもしれません。
それならいっそ、別の会社に移ってしまったほうがいい場合もあります。
異動してきたばかりなど、気を遣う場合もあるかもしれませんが、サラリーマンはカラダが資本。
心身の健康を害する前に、さっさと次の会社を探しましょう。
おすすめは、匿名でも登録可能なリクナビNEXTです。
登録だけしておいて、もしいいところが見つかったら本格的に転職活動をすればOK。
転職サイトに登録した!というだけでも心が軽くなったりするものですし、いざやってみたらあっという間に次が決まった、なんてこともあるものです。
登録することによるマイナスはまったくないので、ものは試しでのぞいてみてはいかがでしょうか?
まとめ:ギスギスした職場には長居しないに限る。
人間関係が悪く、ギスギスした雰囲気になる職場には一定のパターンが存在します。
組織的な要因が多いので、あまり自分だけで抱え込んだりせず、その空気から受けるストレスを軽減しましょう。
この記事に挙げた要因を理解しておけば、ギスギスした空気の中に取り込まれる可能性を減らしたり、早めに危険な兆候に気づくことができます。
どうしてもムリ!というときには、転職も視野にいれた対策を早めに考えましょう。
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